Project / TEPの活動

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2015.10.19

地球環境基金 若手プロジェクトリーダー研修

【位置づけ】
地球環境基金(独立行政法人環境再生保全機構)が企画する、「若手プロジェクトリーダー研修」において、リーダーシップをテーマにしたレクチャーと研修生とのディスカッションを通じて、環境NGO・NPOの若手スタッフのリーダーシップに関する意識向上を図る。


【対象】
地球環境基金助成採択団体(国内の環境NGO・NPO)から選抜された、フルタイムで働く20-30代の若手スタッフ


【内容】
10月14日(水)
・コンセンサス実習(グループワーク)
・ワークショップ「活動の課題抽出とリーダーシップ」
長畑 誠氏(明治大学専門職大学院ガバナンス研究科教授)
・レクチャー及びグループ討議(※)
「多様なリーダー像とそれぞれの課題への向き合い方」 
山川勇一郎(たまエンパワー㈱ 代表取締役)/上條直美氏(特非)開発教育協会 代表理事)
・まとめ&シェア「自分のリーダーシップ」(※)
※印の部分を担当


【TEPの役割】
ビジネスセクター・サードセクター双方で、現場およびプロジェクトマネジメント、組織経営に携わった経験談を共有することにより、NGO・NPOの次世代のリーダーとしての意識・行動変容を促すこと。


【研修生の感想】
・講師との対話の中で、目先の仕事よりも10年後を意識する視点をもらうことができました(30代男性)。
・山川さんの「器を決めない」という言葉が強く心に残りました。研修で学んだり教えていただいたことを若手プロジェクトリーダーとしてアウトプットしていくための後押しの言葉となりました(20代女性)。
・人を変えることはできないけど、自分を変えることはできる。変わりたい、変わろうと思える場をつくる大事さを学びました(20代男性)。


【事務局から】
(独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金事務局:本城 宏行氏)
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今回の研修は、プロジェクトリーダーである研修生が、今後プロジェクトを推進していく上で必要なリーダーシップについて考える研修でした。山川さんは、学生時代はラグビー、NPOとしては自然学校、ソーシャルビジネスとして自然エネルギーと色々な場面で組織やチームを牽引する役割を果たされてきました。
研修生には里山での活動、自然エネルギーの推進などに取り組んでいる者もいることから、研修を通じて山川さんのキャリアを身近に感じ、そのご経験の中から今後の活動を推進するヒントを得てくれればと思いました。山川さんは、事務局が意図した以上に、研修生からの悩みに応え、たくさんの気付きを研修生に与えていただいたものと思っています。