News / お知らせ

<戻る
2025.03.11

14回目の3.11に寄せてー本社移転のご報告

2011.3.11から早14年が経ちました。

私は東日本大震災の原発事故を起点に、エネルギー業界に入って今に至りますので、自分の人生を大きく変えた出来事と言えます。
今年閣議決定されたエネルギー基本計画では、脱炭素とエネルギー安全保障の観点から、原発事故以来貫かれてきた「原発依存度を可能な限り低減する」という文字が消え、原発の積極的活用が事故後謳われました。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とはこのことで、あの深刻な災害(まだ続いている)のことを皆忘れてしまったかのような論調に、忸怩たる思いを抱きます。

とはいえ、気候変動問題の深刻化に伴い、足元の再エネへのエネルギー転換は進めていかないといけないテーマであることには変わりません。
弊社としては創業以来一貫して、「ソーラーシェアリング」を本来あるべき姿である「農業主体」「地域共生」型で進めることがエネルギー・農業・地域の課題を解決する糸口になると信じて進めてきましたが、最近、数々の賞をいただくなど社会的にも評価されるようになり、広がる兆しが出始めています。

そして、このタイミングで1つの決断をしました。
創業の地である多摩市を離れ、ソーラーシェアリングのサイトがある相模原市に本社機能を移転し、農業部門と機能集約します。
正式な移転日は4月1日、ココリア多摩センターの事務所は3月29日までとなります。

「地域共生型ソーラーシェアリング」をより進めていくための積極的な選択とご理解いただければと思います。
今後ともよろしくお願いします。

go to TOP