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2022.01.01

2022年 年初のごあいさつに代えて

新年謹んでお慶び申し上げます。

たまエンパワー株式会社代表の山川勇一郎です。
弊社は昨年、創業6周年目にして初めてミッションを改訂しました。
改めてその思いを記すと共に、気候変動とコロナ禍の不安がまだまだ続く中で、社会にとってなくてはならない存在でありたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

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弊社は「再エネ100%地域実現」を掲げて2015年に創業、FITバブルが弾けた逆風下での船出でした。
当時は国内で再エネ100%などと言う人などほとんどおらず、周囲は再エネ関係者であっても、「理念は素晴らしいが、難しい。」という反応が大半でした。
しかし、この6年間で世の中の取り巻く状況は一変したと感じます。

多摩市からはじまった弊社は、ホワイトフランチャイズ®という仕組みを通じて市民電力等と連携し、地域主導の太陽光発電所開発を推進、自家消費太陽光発電にもいち早く取り組んできました。
また、東京初の地域新電力めぐるでんきの立ち上げに参画し、公共施設の屋根への自家消費太陽光の導入検討やエネルギーの地域循環の仕組みを構築しました。
加えて、地方自治体の脱炭素化の計画策定の支援や、中小企業や農家のRE100化の支援なども行ってきました。
こうした事業を通じて、全国各地の自治体や企業とのつながりを作ってきました。

2019年には相模原市で「株式会社さがみこファーム」を設立して本格的に農業に参入、同市で初となるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園を立ち上げました。
SBGは2022年6月にいよいよオープンを迎えます(新年のご挨拶~さがみこファームNote

専門家が警鐘を鳴らすように、世界の脱炭素化は待ったなしの状況です。
世界全体が脱炭素化に舵を切る中で、「食」と「エネルギー」の分野でリードするべく、創業6年を節目に弊社ミッションを改めて見直し、事業を再構築して出発します。

食もエネルギーも、人類がこの地球で生き残っていくために無くてはならないものです。 これを自然共生型、地域共生型で進めることこそが、次の時代に求められることだと確信しています。
弊社は実践を通じて実現可能なソリューションを世の中に提供することで、自然と調和した未来を創ってまいります。志を同じくする方たちと多くの協業ができることを願っています。

たまエンパワー株式会社 代表取締役 山川勇一郎