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【開催速報】エンパワーライブ寺子屋#3 新谷雅徳×山川勇一郎
※↑↑↑写真はつなラボ遠藤亮さんによるファシリテーショングラフィック
***エンパワーライブ寺子屋Vol.3開催しました!***
第3回のゲストは、世界13か国でエコツーリズム開発をしてこられた第一人者・新谷雅徳さん(通称マサ)。富士山麓の里山のど真ん中に現在建設中のエコロッジからの中継で、臨場感たっぷりの1時間半でした。
今回はリピーターに加え、新しい参加者も半分くらい参加され、自然学校関係の方、電力関係の方、観光業に関わる方など様々な方が参加し、マサさんの話を聞きながら、学びを深めました。珠玉の言葉の数々は30年の経験に裏打ちされた重みがありました。
以下抜粋です。
・エコツーリズムはエコロジーとエコノミーの両側面がある。環境と文化を守るツーリズムをサステイナブル・ツーリズム。コロナ後は、自分の行動について責任を持つこと、レスポンシブルツーリズムが世界潮流。
・地域コミュニティが中心になるコミュニティベースエコツーリズムを約30年間続けてきた。
・1億ではなく70億を相手にすると決めて起業した。
・日本でやってないこと。世界のためになること。家族を養うこと。
・時間がかかっても大波が来たときに乗る準備をしておくこと。
・途上国での地域住民との接し方のポイントはアメとムチ。自分はエコツーリズムで人生をかけているという背中を見せて、地域住民を本気にさせる。地域住民が主体的に行動するように仕向ける。
・はしごをかけて外すような国際協力ではなく、地域住民とはしごを一緒登る。長期的に関わる。だからいつでも真剣勝負。
・地域課題だけを話すと疲れてしまう。バカ話をしながら地域の人と一緒に取り組む。変態と思われたもん勝ち。
・FBの発信は自己満足に陥りがち。ある時から宣伝をやめた。あるサイトを参考に発信の仕方を変えたら一気に見てもらえる人が増えた。人生チラリズム。
・ベーシックニーズを満たす。安心を売る。コロナ禍でのひとつの答えはワーケーション。インバウンドにこだわらず、地域の特性と時代の変化に合わせて自らが変わる。
・「エコを可視化」すること。小水力発電所をツアーに取り入れている。世界が見ていることを地域住民に伝える。
・「エコを知るにはエゴを知らなくてはならない」
90分のオンライン講座はあっという間に終了しました。
質問もたくさんでたため、マサさんからはなんと追加でTake2のQ&Aセッションを急遽実施。まなびが詰まった時間でした。
今回から参加者同士のブレイクアウトセッションを取り入れたこともあり、参加者同士の意見交換も活発になり、ゲスト・参加者・スタッフで構成するFBグループでもすでに様々な横のつながりができつつあります。
来週はエネルギー×きこり(林業)に取り組む"エネキコリ"久米歩さんです。
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