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2020.03.01

【開催速報!】エンパワーライブ寺子屋 #2 古田秘馬×山川勇一郎

※↑↑↑写真はつなラボ遠藤亮さんによるファシリテーショングラフィック

***エンパワーライブ寺子屋Vol.2開催しました!***

第2回のゲストは、様々な分野で社会の常識を問うような革新的なプロジェクトを次々に手掛けられているプロジェクト・デザイナー古田秘馬さんです。

冒頭、「地に足をつけない生き方」と「無責任な仕事をする」という、といきなり「??」なワードで切り出したのちは、マシンガントークが炸裂!

朝活文化の象徴である「丸ノ内朝大学」、さぬきうどんを6時間かけ作りながら讃岐を満喫できる「UDON HOUSE」、健康序列の架空の会社「丸の内ヘルスカンパニー」など、様々な分野で、民間ベースで社会の仕組みを前向きに変えていくようなプロジェクトの数々は、一体どういう課題意識でどのように生み出されたのか?その一端を明かしてくれました。

人間社会では80年周期で社会を揺るがすようなことが起きていて、今回が第二次世界大戦から80年。これを機に教育や観光、都市と地方のあり方そのものが変わっていく(変わらざるを得ない)と秘馬さんは言います。

「もっと聞きたい!」という余韻を残して第一部が終了
第一部のアーカイブ映像はこちら

第二部では参加者からの感想や質問を受け、濃密なディスカッションが展開されました。

Withコロナ、アフターコロナで大きく変わるであろうもののひとつは「教育」。
義務教育で先生が全て教える時代から、地域が一定の教育を担うような形に変化するのでは。面白かったのが年功序列の典型のような「お小遣い」という制度の見直し。教育委員会も「第二教育委員会」的なものを作ってもいいのでは?という論にも説得力がありました。

もうひとつは「お金」。
富の再配分としての「」の使い道をどうするか。それそのものを自分たちで作ってしまえばいいのでは?という発想で、電気、教育、医療、食料などの生きる上で最低限必要なものを「ベーシックインフラ」と名付け、地域でこれらを包括的に提供するプロジェクトを計画中だそうです。面白いですね!

参加者の中には地域電力の方も複数いらっしゃいましたが、「電気という目に見えないものをどう価値化するか?」など、興味深い議論も展開されました。

ドイツには「シュタットベルケ」と呼ばれるインフラを担う地域公社があり、日本版シュタットベルケを目指す地域電力も地域にどんどん増えています。
電気、熱、公共交通、水道などのインフラだけでなく、教育、医療、食などを包含したサービスを行う会社があってもいいのでは?という投げかけはとても刺激的でした。

あと、秘馬さんのシャープな目の付け所についての質問も出て
1.Simple 2.Miss Match 3.Action 4.Photogenic 5.Share 6.Vision +Passion
という彼がプロジェクトを組成する際の方法論が紹介され、一同なるほどー!!

最後に「今だからこそ学んでみたいこと」を参加者全体で共有し、第二部もあっという間に終了。

90分のオンライン講座はあっという間に時間が過ぎ、皆で写真を撮って終了しました
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第3回のゲストは新谷雅徳さんです。エコツーリズム25年、国際協力10年余り、18年在住する富士宮でEn-Ya Mt.Fuji Ecotoursという会社を経営、現在里山のど真ん中にグランピングサイトを建設中とのこと。
サステイナブルツーリズムの業界では世界的に有名な彼の目に今の社会はどう映っているのか?インバウンド、ツーリズムの未来は?今回同様、山川が彼の思考に切り込みます。

各界で活躍する「変人」ゲストを交えて、少人数で対話できるのがエンパワーライブ寺子屋の特徴です。冒頭30分のみFBライブで無料配信していますが、前向きな気持ちを持った方は有料の参加をおススメします。

「新しい時代を一緒に作っていきたい」「そんな仲間に入りたい」前向きな情熱を持った方々の参加をお待ちしています。

第3回はこちらからお申し込みください。


第2回(第2部)のFacebookライブ配信のアーカイブ映像はこちら
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