たまエンパワー株式会社代表の山川勇一郎です。
おかげさまで弊社は2025年4月で創業10年を迎えました。
弊社は「再エネ100%地域実現」を掲げて2015年に創業、FITバブルが弾けた逆風下での船出でした。
多摩市からはじまった弊社は、ホワイトフランチャイズ®という仕組みを通じて市民電力等と連携し、地域主導の太陽光発電所開発を推進、自家消費太陽光発電にもいち早く取り組んできました。
また、東京初の地域新電力めぐるでんきの立ち上げに参画し、公共施設の屋根への自家消費太陽光の導入検討やエネルギーの地域循環の仕組みを構築しました。
加えて、地方自治体の脱炭素化の計画策定の支援や、中小企業や農家のRE100化の支援なども行ってきました。
こうした事業を通じて、全国各地の自治体や企業とのつながりを作ってきました。
そして2019年には相模原市で「株式会社さがみこファーム」を設立して本格的に農業に参入、「地域共生」「農業主体」を掲げ、同市で初となるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園を立ち上げました。
さがみこベリーガーデンは2023年に本格オープン。今では毎年2000人以上が訪れる場所になっています。
そうした取り組みが次第に認められ、近年はかながわ脱炭素大賞ほか様々な賞をいただき、ようやく時代が追い付いてきた感じがしています。
食とエネルギーは人間が社会的な生活を営む上でなくてはならないものです。世界が不安定になる中、益々その重要性は高まっていると感じます。
弊社は実践を通じて実現可能なソリューションを世の中に提供することで、自然と調和した未来を創ってまいります。志を同じくする方たちと多くの協業ができることを願っています。
たまエンパワー株式会社 代表取締役 山川勇一郎